強迫性障害

【必読】強迫性障害で疲れたあなたに読んでほしい!

強迫性障害

強迫性障害による強迫行為でへとへとに疲れた方へメッセージです。

強迫性障害の自分を責めていませんか?

毎日、強迫行為を繰り返してしまう自分を責めていませんか?

「なぜ、こんなことをしてしまうのだろう。」

「なぜ、自分はほかの人と同じように”普通”のことが出来ないのかな。」

「なぜ、こんな病気になってしまったのか、自分の性格のせいではないか。」

「こんなにへとへと・泣きながらも強迫行為を止められない自分はおかしいんじゃないか。」

こんな風に思ってしまっていませんか?

私自身も以前は強迫行為をやめられない、止められない自分を責めていました。

責めて責めて責めまくっていました。毎日。毎日。

わかっているけど、やめられない。周りの人たちは、何も気にせずに普通に生活している。なんで私はこんなことをして時間を費やしているのか。時間も体力もお金もすり減らして…と。

強迫性障害は個性

そんなある日、病院でカウンセリングをしていただいていた先生が言ってくれた言葉があります。

いつも通り、先生に話をしていた私は、このように言いました。

「本当はこんな風に生活したい、他の人と同じように普通に生活したいのに、全然出来ないです。自分が情けないです…」と。

すると先生はこんな風にボソッと返してくれたのです。

「グルスケさんは、もう充分頑張っていると思うけどなー

そんな風に言ってくださったのです。

「ある意味、強迫性障害は個性みたいなものですよ」

それを聞いた私は、!!?ってなりました。笑

「いやいや、でもあれもこれも出来てないのに!」とその時は思っていました。

でもその日以降、強迫行為をしているときにこの先生の言葉がちらほら浮かんでくるようになったんです。

そしてそれを素直に受け取ってみるようにしました。すると、すこーしずつですが、罪悪感や自責感が減ってきたのです。

これって直接治すことには繋がらないかもしれません。

だけど、自分を責めることをやめるというのは、とても大切なことだと私は思います。

責めるのをやめると、心が元気になります。

そして、心が元気になるとやる気が出てきます。

つまり、自分を責めることをやめていくと、病気と向き合う元気・やる気が出てくるのではないかと考えています。

強迫行為に振り回されてへとへとになった上に、自分を責める、なんてことをやってしまうと、もう心も体も疲れ果ててしまいます。私自身も何度も死にたいと考えたことか…

ただでさえ、とても辛い病気なのに、その上、自分を責めるなんて自分が可哀想じゃないですか?

強迫性障害の方って「自分がなんかおかしい」って自覚している(出来る)病気ですよね。

だからこそ、辛いんですよね。強迫行為をしてるのも変だと思われたくないから、本当は人に見られたくないし。

でもやりたくて仕方ないから、やってしまう。

そして自己嫌悪に陥る。でも不安になるから、やめたくてもやめられない。

頑張っている自分に優しくしましょう

開き直るわけではないですが、強迫性障害はある意味、個性・自分のせいじゃない!くらいに考えてもいいと思います。

先生から上の言葉を言っていただいて数年経ちましたが、それから強迫行為をしてしまっても泣くことがなくなりました。それまでは泣きながら、「なんでやめられないんだろう」と自責しながら、強迫行為をしていました。

今では、

「私はもう充分頑張っているんだよね」

決して悪いことをしているわけじゃなく、人より不安が強いだけ。脳がうまく機能していないだけなんだ」

と考えられるようになりました。

最後にもう一度伝えたいこと

強迫行為をやめられなくても、働けなくても、学校行けなくても、ずっと寝ていても

しっかり生きているし、それが頑張っているということ

まずは、それで充分です。

生きているだけで頑張っているのです。

人と比べて「いや、でも皆は学校に行っているし。」「会社に働きに行っているし。」と考えないことです。

私もよく人と比べて落ち込みやすい性格ですが、人は人・自分は自分と考えてみて下さい。

そもそもこの世の中に実は”普通”や”正解”もないのです。

確かに大多数の方が似たようなライフプラン、つまり同じような年齢で学校へ行ったり、会社に就職したりするとは思いますが、それと違うからおかしいなんてことはないし、人生終わったなんて考える必要も全くありません。

自分の人生は自分が自分のために生きるのです。

だからまずは、自分だけでも自分には優しくしてあげてください

強迫性障害になり疲れている方は、まずそこから始めてみてもいいかなと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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