自己肯定感

感情を吐き出す3つの方法

自己肯定感

自分の感情をしっかり感じれていますか?大人になると感情はコントロールすべきものだと思って、我慢したり抑え込んだりしているのではないでしょうか?

世の中的には穏やかで、安定している性格の方が良しとされています。確かにそのようになれる事がベストかもしれません。それを自然と出来るのならばいいのですが、無理している場合は苦しいと思います。

私もかつて、感情的な人が苦手だった事や小さい頃自分自身が感情的になった事で他人から否定された事もあり、自分自身も感情をコントロールしようとしていました。

そういうのがカッコいい、スマートな大人のような感じがして、憧れもあったと思います。実際、大人になってからはあまり感情的になったり、人に怒ったりとかをしないように我慢してました。ただ我慢するだけでなく、相手の立場をなるべく考えて考えて行動していました。

相手の立場を考えること自体はとても良い事なのですが、私は大事なところを飛ばしてそれをやっていました。

それが感情を吐き出す事です。いくら相手の立場を考えてみても、理不尽な事をされて、自分が傷ついた時はなによりもまずは自分のその時の感情に向き合うのが大切だということに気付きました。

なぜかと言うと、それをやらないでいるとずっと傷つけられたという気持ちが心の中に残るのです。その時は我慢出来たはずなのに、後からやっぱり許せない、悲しかった気持ちが出てくる事ってありませんか?

そんな経験を踏まえて、感情の吐き出しをオススメします。

具体的な方法を書き出してみました。

感情を吐き出す方法

私が実際にやっている方法を紹介致します。3つの方法です。

紙に書き出す

書き殴るくらいの勢いで書いてもらって構いません。汚い、酷いと感じる言葉も使って大丈夫です。自分しか見てませんので、安心して好きなように書いて下さい。

書き出すのがいいのは、見える形で自分の外側へ出せるという所です。頭の中だけで考えても結局ぐるぐるしてしまうので、紙に書くのがいいです。その紙を見ると自分がどれだけ傷ついたかも、よく分かります。俯瞰出来るので、より自分の感情に気づきやすくなれます。

さらに書き出した紙を燃やしたり、破ったり、丸めて投げるなどをするとよりいいです。

私はマンションで燃やせないので感情を吐き出しながら、細かく千切って捨てました。

横になっているときに嫌な事を思い出してくるときは、スマホのメモなどに書いてそれをゴミ箱へ捨てるというやり方もやっていました。基本は紙に書く方が良いと思います。

人に話す

人に話すのもいいと思います。出来れば気兼ねなく聞いてもらえる友達などに話しましょう。人に聞いてもらった後ってスッキリしますよね。

同意してもらったり、こんな考え方してみたら?など、自分では思いつかない事をアドバイスしてくれる事もあります。グチを言うのが苦手な方もいるかと思いますが、人とコミュニケーションを取ることは幸福度が上がるとも言われています。

注意が必要なのは、人の反応を過剰に気にする方や言ったことを深く反省してしまう傾向がある方は、紙に書き出す方法が向いているかと思います。

物に移す

物に移すとは、具体的に言うと例えば嫌な感情を口で言いながら、お皿を割ったり、クッションを投げたりするということです。口から言う時にその感情をしっかりと味わいながら、物にその感情を持って行ってもらうイメージで行います。

「なんであんな言い方するの!ひどい!むかつく!」と言いながら、クッションを投げつける。

「私は悪くない!」と言いながら、お皿を床に投げて割る。※これはケガしないように袋に包んでやりましょう。

慣れないうちは、感情が乗り切らない時もあると思います。ですので何度も何度も感情が本当に入ってくるまで繰り返しやりましょう。

まとめ

この方法はすべて、難しくないことなので今からでも出来ると思います。嫌なことや不安を感じることがあった日、すぐにしたらいいですし、昔に嫌だったことで今も引きずられている事でも大丈夫です。

大人の皆さんは、我慢を沢山してきているはずなので、沢山眠っている感情があります。眠っているだけで少しのきっかけで爆発するなんてことは、よくあるのです。

普段から抑え込みがちな方も、この方法で少しずつ自分の感情を感じてあげてください。それだけでも気持ちが楽になります。いじめられたりして、毎日嫌な思いをしている方も毎日やってみましょう。

これは自分と向き合っている事にもつながり、結果幸せに過ごすことにつながります。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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