-バカって言う方がバカ!!-
バカって言わないでよ!泣
この記事は下記のような方へ参考になればと思います。
・職場やパートナーからモラハラやパワハラを受けて苦しんでいる方
・苦しみながらもそこから離れられず、自分を責めている方
まず、モラハラやパワハラする相手にはどのような特徴があるのか上げてみます。
原因は、自己肯定感が低いということです。
そして自己肯定感が低く、モラハラやパワハラをする人には以下のような心理的特徴が考えられます。
・自信がない
・プライドが高い
・無価値感が強い
・両親がそのような関係だった
自己肯定感が低い
このブログでは、人生に起きるほとんどのことが自己肯定感が原因になっていると書いています。
本当に大切なもので、これが低いと人間関係のトラブルや仕事の成功・恋愛パートナーシップに大きな影響を与えてきます。
なぜ低くなるのかという原因は、本人の家族関係が大きく関わっていますし、本人が気づかない限り治すことはできません。
自己肯定感が低いと起きてくるものをいくつか上げます。
自信がない
一見、相手に強く出ている人を見ると、自分に自信があるのだと感じるかと思います。
ですが、深層心理を探っていくと実はそれは反対で、自信がないのです。
“小さい犬の方が良く吠える”と言いますが、攻撃は最大の防御なので人に強く出る人・自慢をする人・態度が横柄な人などは本当は自分に自信がなく、弱い者だと無意識下で自覚しているため、先に相手に強く出ることで「自分は強いんだ!だから攻撃するなよ!」という言動しているのです。
先に攻撃しておくことで相手が攻撃してくるのを防いで、自分の身を守っているのです。
プライドが高い
プライドが高いことも、一見自分に自信満々だからこそ起きている心理状態に見えるかと思います。
ですが、こちらも反対です。自信がなく、自分が大したことのない人間と感じているため、それを隠そうとプライドという壁を高く高く積み上げていくのです。
なのでプライドが高い人は、本当は大したことない自分がばれてしまうことを恐れているため、ミスや指摘に過剰に反応し、素直に謝れないなど人間関係ではトラブルとなるようなことも招きがちです。
無価値感が強い
無価値感とは、自分には価値がないという感覚です。
上の2つにも共通しますが、深層心理では自分に価値がない感覚をずっと持ち続けているのです。
自分には価値がないと認めることは、とても受け入れがたい事柄のため、「いやいや、自分には価値があるはずなんだ!」と仕事を頑張りすぎたり、他人や物に執着します。
人がうらやむようなものを欲しがり、ブランド品で身を固めたりして、人からすごい!と思われようとします。自分の周りの人間関係も、有名人と仲良くなりたがったり、相手の外見に拘ったりと、理想が高すぎたりする人はこれかもしません。
またパートナーを支配的に扱う事で「自分がいないとダメなんだよ」と、相手に思わせて、自分のもとから離れていかないようにすることもあります。
両親がそのような関係だった
その本人の両親がそのような関係性だった場合です。
例えば昔でいう亭主関白だったりすると男性の場合は、妻になる人は自分の言う事を聞くべきだ、や反対に女性であれば、旦那さんのいうことは守られなければいけないなど。
さらには親と本人の関係性も影響します。
特に異性の親との関係性は、後のパートナーシップに深く影響すると言われています。
父親のような人が嫌だと頭では思っていても同じような人と付き合ってしまったりするのは、これです。
「異性との関係は、父親とのようなものだ」と言う認識を無意識下でしていると、反対の人を選んだつもりが実はそっくりな人だったということもよくあります。
子供が初めに体験する人間関係は親なのです。なので、無意識のうちに親の行動や言う事・親が考えるルールをマネするようになります。
相手の特徴が分かっても、傷つけられて疲弊してしまっていて、どう考えればいいのかと思っている方へ驚く内容を書いていきます。
相手の言葉は自己紹介!
モラハラやパワハラをする人たちは、平然と人を傷つけるようなことを言ったりしてきますよね。
言われた方は、とても傷つきます。
こんな言葉を紹介します。
実はモラハラする人は自己紹介をしているということです。
信じられないことに彼らの言ってくる言葉は、本当はコチラの事を言っているのではなく、自分のことを言っているのです。
先ほどもいろんな特徴を上げましたが、他にも自己肯定感が低い人には自分自身が思っていることと同じことを相手も思っていると思い込んだり、自分のことを省みる余裕がないので何でもかんでも他責する傾向にあります。
自分のミスやダメなところを素直に受け入れられる余裕がないために、彼らの中ではすり替えが起こってきます。
このすり替えをしていると、段々と本気で相手が悪いと思い込んで、相手を責めるようになります。
他にも罪悪感が強すぎることも相手ばかりを責めてしまう原因になります。それはコチラ。
例えば、自分がパートナーに対して嫉妬心を抱いているのに「自分が相手に嫉妬するなんてかっこ悪いことは出来ない!」と認めることが出来ないので、段々とすり替えがおこり、いつの間にか相手が自分に嫉妬しているのだ!と本気で思い込むようになります。
信じられない不思議な話ですが、人間は自分がいかに傷つかないようにするかの防衛が働くのです。
対処方法
そのような人とパートナーシップになった場合、職場で一緒に働かないといけない場合には、どのように対応したり、自分自身を保てばいいのかをご紹介します。
結論は、こちらの自己肯定感を高めるということです。詳しくはコチラ。
とはいえ、それはすぐに出来ないと思いますので、応急処置的な方法を書きます。
・相手の言いなりにならない
・相手の言葉に振り回されない
・自分で自分を責めない
相手の言いなりにならない
相手はあなたを支配することで自分の優越感を保っています。
何でもかんでも言いなりにはならずに毅然とした態度を示しましょう。
先述しましたが、本当はとてつもなく弱い人間なのです。毅然と冷静に対応して自分を軸にして行動しましょう。
相手の言葉に振り回されない
必要以上に相手の言葉に振り回されることはありません。
「自己紹介しているだけだ」と傷つく言葉もまともに受け取らず、余裕があればスルーしましょう。
相手に言うと逆切れされかねないので、自分の心の中で冷静スルーし、「自信がないから、強がっているのね。」くらいに思っておきましょう。
本当に強い人とは、普段は穏やかでいざという時に自分を盾にしてでも、人を守れる人です。
自分で自分を責めない
上で書いたように相手の言葉がいくら正しいように聞こえても、あなたが自分自身を責める必要は、まったくありません。
パートナーとはいえ、他人に大切なあなた自身を傷つけられる理由は何一つありません。
自分だけでも自分の本当の味方でいましょう。
辛いときは、相談や話を出来る人に聞いてもらう、紙に愚痴を書きなぐり、感情をしっかり感じて消化させてあげましょう。感情の吐き出し方はコチラ。
我慢をして、感情を抑えることはおすすめしません。
相手に向けるのではなく、しっかりと自分で辛かったことを感じ、癒してあげましょう。
少しでも参考になれば、嬉しいです。
コメント