すぐにイライラしてしまって悩んでいる方へ参考になる記事です。
・車の運転中や道を歩いていて、店員さんの態度に、会社の同僚や上司に毎日イライラしてしまう方。
・周りにそういう人がいる方。
なぜ、こんなにもイライラしてしまうのか、特徴からその心理を見てみたいと思います。まずは特徴から上げてみます。
イライラしやすい人の特徴
・視野が狭い
・自分のルールがある
・余裕がない
・他のことで怒っている
視野が狭い
イライラしやすい人は、視野が狭い可能性があります。思い込みが激しいので、きっとこうに違いない!と物事を自分の視点でのみ、捉えてしまいます。
その視点がネガティブな場合には、起こっている物事がネガティブに映りますよね。そうして、ネガティブな感情にさせられたと、怒りが出てきているのです。
自分自身で他の視点から、見ることって難しいので、自分と似てない価値観の人(あまりイライラしない人)に同じ出来事を話してみるといいと思います。
違う視点が発見できると思います。
自分のルールがある
自分のルールとは、自分の中での”当たり前”です。自分から見れば、こうするのが”当たり前”、出来て”当たり前”という考えが誰にでもあると思います。
でもそれは、実は外の世界では全くもって”当たり前”ではないのです。確かに”常識的”や”一般的”って言葉はありますが、元を辿れば、どこかの誰かが作り出したものと言っても過言ではありません。
だから、”当たり前”と思わずに、こういうやり方・考えもあるのかーと一旦、受け入れてみるといいと思います。
余裕がない
余裕がないというのは、時間的・精神的なものいろいろなものを指します。例えば、時間的余裕がないと車の運転中に前に遅い車がいるとイライラしますし、歩いてるときに前にゆっくり歩いている人がいるのにもイライラしますね。
精神的な余裕がないと、人にやさしく出来なかったり、八つ当たりしてしまいますよね。時間的余裕は、朝早く起きて、少し早めに出発するなど解決できます。
精神的余裕は、深呼吸などを心掛け、自分に合ったストレス発散を行うなどやってみるといいでしょう。
他のことで怒っている
他のこととは、会社で嫌な事があった、恋人と喧嘩したなどが原因になっていて、仕事中や通勤中にイライラしてしまうということです。
そういう時に他のイライラする出来事が起こって、さらにイライラすると思います。
ですが、それは本当にたまたま重なっただけなので、切り分けて考えることが大切です。
もうひとつは、長年に渡り、心の奥底にある怒りが原因の場合です。少し複雑な話になりますが、例えばずっとお母さんの顔色をうかがって、自分の意見を押し殺してきたなど自分を抑圧して生きてきた人です。
そういう方は、かなりの確率で何かにつけてすぐ怒るなどを大人になってやってしまう傾向があります。
親に向けられなかった怒りを世間に向けて、出しているのです。でも本当は親に向けてなので、消化されることはなく、いつまでも怒り続けているのです。
イライラすることは悪い?
怒りを感じている時は、相手が悪い、相手がこうしてくれたら!と思っていますよね。つまり、他責的になっている可能性が高いのです。
でも他人は変えられません。自分が変わるしかありません。こちらが変わるというのは、考え方・捉え方を変えるということです。
またイライラすることを良くない!治したい!と考えている人も多く、無理やり怒りを抑え込もうとしている人もいるかと思います。イライラしてはいけない!我慢我慢!と。
でも、人間は感情を抑制すると、うまく消化しないままになります。すると後々になって爆発してくることがあるのです。
まず覚えておいて頂きたいのは、イライラすること自体は、悪いことではありません。仕方のないことなのです。
イライラした時の対処方法
1.深呼吸する
とにもかくにも深呼吸してみましょう。興奮状態の時は、呼吸が浅くなっています。リラックスするためには深呼吸が効果的です。
2.イライラしている自分を俯瞰する
イライラした時に自分を俯瞰します。「今、イライラしているんだな」ともう一人の自分が見ているイメージです。この時、相手のことはひとまず置いておきます。
これを習慣化させる事が大切です。
3.なぜイライラするのかを考えてみる
イライラ=怒りの感情です。怒りは実は第二の感情と言われています。第二ということは、第一の感情、つまり本当の感情が隠れているのです。
イライラを少しずつ変換させていってみます。例を出してみます。
例)恋人がラインを返してくれない
ちょっとくらい携帯見れるはず!イライラ!→大事にされていないように感じて、寂しい
あ、本当は寂しいんだなと気づくことが出来ます。そして、素直に本当の感情を受け入れてみます。
これをしていくとイラっとした時に、すぐに本当の感情と向き合えて、イライラに振り回されなくなります。
まとめ
上記の方法をやっていくと、結果的にイライラしにくくなるし、うまく対処できるようになります。さらに本当の感情が分かり、その言葉で相手に伝えるとトラブルも回避できますよね。
イライラのままに相手を責めるように言葉を発してしまっては、喧嘩になるだけです。落ち着いて、私はこういう気持ちだったんだということを言ってみると、相手も理解してくれやすくなったり、思いが伝わりやすくなるでしょう。
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