人間関係心理学のススメ

頑張りが報われないのは執着しているからかも?!

人間関係
グルスケ
グルスケ

仕事頑張っているのに、なんだかうまくいかない…

なんでだろう…

いつも仕事や恋愛などを頑張っているのに、なかなか報われず、悲しい・苦しい思いをされている方。

それは本当に”頑張り”なのでしょうか?

もしかすると”執着”しているのかもしれません。

なぜ”執着”と言えるのかを書いて行きます。

まずは、どういった人が執着心が強くなるのでしょうか。

執着心が強い人の特徴4つ

・自分に自信がない

・承認や評価を求めている

・プライドが高い

・不安が強い

自分に自信がない

自分に自信がない人は、何か自信を持てるものを探しています。

それは世間から見た肩書のようなものです。

世間から見て、肩書が何もない自分では自信が持てないため、それに当たるものを欲しがります。

以下のような例だと、右側の方が世間から良いとされていますよね。 

 恋人なし⇔ 恋人あり

 独身  ⇔ 既婚

 無職  ⇔ 定職

 低年収 ⇔ 高年収

 低学歴 ⇔ 高学歴

 こういうものを持ってこそ、ようやく自信が持てるのでそれらを得るために必死に頑張ります。

承認や評価を求めている

自分自身で自分の人生の承認や評価が出来ないため、外からの評価で自分の価値を判断しているのです。

 会社での評価 :仕事を任される・人から頼りにされる

 SNSでの評価  :フォロワーやいいね数が多い

 学校での評価 :友達が多い・勉強できる

 異性からの評価:恋人がいる・モテる

こういう部分を人と比べて、自分の価値が人より上か下かの判断をしています。

プライドが高い

プライドが高いのは、言い換えれば実は自信がないことと同じです。

そして高ければ、高いほどそれを守ろうと必死になります。

高くなる原因は、人から価値のない人間と思われたくないという心理があるので、価値があるようにふるまうのです。

プライドは高い人ほど実は本人は自分に価値がないと思っています。

例えば、自分にしか出来ないすごい仕事をしている・年収がとてもいいなど自慢する人もこれに当てはまります。そういう部分により固執してしまい、執着が生まれやすくなります。

不安が強い

自分には価値がなく、そのままの自分で存在していいと思えないため、不安が強くなります。

その不安ときちんと向き合えないので、自分に価値があると思えるように何かを必死に頑張ったり、得ることで不安を埋めようとします。

例えば、仕事を休まずに頑張ったり、外見を綺麗にすることへ異常にお金をかけたりするのも同じです。

恋愛に執着する人は、これも多いかもしれません。

では、執着をしてしまうと最終的にどうなってしまうのか…

執着した先にあるもの…

執着した人の末路とは…

・自分を見失う

・自信を無くす

・自分のもとから色んなものが離れていく

・最後は、何も残らない

上でも書いてきましたが、自分の価値を信じきれないために結果的に自分の可能性を自分で制限してしまうことになります。

要は視野が狭くなるとも言えます。

そうすると、他に挑戦することなく目の前のものに執着をし続けることになり、自分を見失う可能性が高くなります。

例えば仕事に執着している場合、自分より出来る後輩が現れたときに、焦ってしまい相手を陥れようと、パワハラをしてしまうなど、冷静でいられなくなって自分を見失います。

※仕事に執着している人については、コチラで詳しく書いています。

執着をしているもの、例えば仕事や恋人などもずっと続くとは限らないですよね。何かのきっかけでそれらを失ったときに、同時に自信を無くしてしまいます。

自分を見失ったり、自信をなくすことで周りの人や物が次第に離れていくという現象が起こることもあります。

どんなに執着して頑張っても、手に入れたとしても無くなるときは無くなるのです。

特に人間関係は執着するとトラブル(束縛やコントロール)になり、相手との関係も悪くなりがちですよね。

何かに執着してしまって後悔するよりも自分自身を信じて、楽しい人生を送ることが大切になります。

では執着しないようにする対処法とは何か?

下の項目で説明します。

執着しないようにするための方法

・自分に自信を持つ

・自分以外に自分の価値を求めない

・ プライドが高くなりすぎないようにする

・不安と向き合う

自分に自信を持つ

自信を持つには、自己肯定感を上げるのが一番効果的。

自己肯定感が高い=ありのままの自分を肯定する

これは何かを持っている・持っていない・出来る・出来ないに関わらず、“今のありのままの自分”にOKを出せる状態です。

自分は何かを持っていなくても・出来なくてもOKということです。

自分以外に自分の価値を求めない

自分には、既に価値があることを認め、受け入れる。

自信を持つにも似てますが、自信がない人ほど自分以外の他人や物に自分の価値を当てはめようとします。

それはその他人や物を失いそうな時、執着が起こる原因となりますので、先にも書いていますが今の自分で充分に価値があると認めて信じることが大切です。

プライドが高くなりすぎないようにする

プライドを守ろうと必死になりすぎないようにする。

プライドが高い人は自分のミスを認められなかったり、つい自慢話をしてしまうと思います。でも本当はそんなことしなくても、素直にミスを認めても大丈夫だし、自慢なんてしなくても充分価値がある自分なのです。

あとはプライドが高い=理想が高い人とも言えますが、プライドや理想が高すぎると”○○でなければ自分はダメ”など”今の自分”を否定することになります。

何度も言いますが、自分を肯定することが大事なので自分のことを否定する必要は全くありません。

不安と向き合う

その不安がどこから来ているものかを考えてみる。

 ”○○でないと不安”と感じているのは、なぜか?を自分で自問自答してみて、それはただの思い込みということに気づくことが重要です。

親や世間から”こうでないといけない”など見えないルールを教えて刷り込まれている可能性があります。 それは、正解ではないので見えないルールに縛られて過剰に不安になる必要はありません。

まとめ

執着しすぎると、それを失う不安などに苛まれて生きづらい人生となってしまいます。

ですから、楽に生きれるようになるためにも執着を手放すことはとても大切になってきます。

少しでもヒントになれば、いいと思い書きました。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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